2021年08月12日

犬の熱中症、わが家の対策法

こんにちは♪
ペットのごはんアドバイザーの阿部です。

毎日暑い日が続いています。
ワンちゃん・猫さんはお元気ですか?


熱中症警戒アラートが出されるほどの37℃予想が出た長野市ですが、
それに比べれば、今日の予報は31℃。
以前よりだいぶ涼しく感じますが、まだまだ暑いです。

特にワンちゃんにとって、暑い時間のお散歩は本当に危険です。
どうぞ注意してあげてくださいね。

というのも、
先日わが家のしおんが、ちょっと熱中症ぎみになったことがありました。
夜中に落ち着かない様子で、息が荒く、
あきらかにいつもとは違う様子で、寝付けない感じでした。
注意していたつもりでも、体に熱がこもってしまったのかもしれません。
特にしおんはあと一か月で12歳。
人に換算すると、そろそろ90歳を迎えるあたりの高齢犬です。

人も高齢になると熱中症にかかりやすくなると言われますが、
犬も同じです。
どうしても高齢になると体の水分やうるおいが不足しがちです。

熱中症を疑った日の夜は、手持ちの生薬を組み合わせて、
飼い主の判断で飲ませました。
幸い、すぐに息も落ち着き、眠ることができました。
次の朝も元気にお散歩に行く事ができました。

生薬を犬に飲ませることは、慎重に対応することが必要ですし、一般的にはおすすめはできません。
けれど、私がこれまで薬膳と中医学で学んできた経験から、
今回は対処することができて、本当によかったと思いました。

今回、熱中症を見分けるときのポイントになったのは、

〇いつもに比べ、落ち着かない様子だったこと。
 特に猫が近づいてきたときに、非常に嫌がり避けようとしていたこと。
〇そして、いつものハアハアより、大きなパンディングだったこと。
この二つでした。

中医学的に判断して
落ち着かない様子→心煩 
強いパンディング →動悸 

      かもしれない。

その他の事も加えて総合的に考え、
「心」に何かが起きているかもしれないなと考えました。
そして、熱中症の対策をして、今回は何とか元気を回復することができました。

今回は何とかなりました。
でも本当は、何かが起きる前に予防できるのが一番です。

ただこの暑さ、暗くなってから散歩に出ても、まだまだ地面の温度は下がらず、
犬にとっては大変です。
特に高齢犬は注意が必要ですね。

そこで、最近わが家でしている対策をお知らせします。

わが家ではこれが大活躍中!



すいか



朝、散歩から帰ってきたら、お水を飲む代わりに、すいかを食べます。









すいかは夏の暑さを冷ましてくれる力がとても強いと言われています。
今回しおんに起きた暑気あたりの症状や、津液不足対策。
そして心煩などを取り除いてくれる食材です。
普段なら、たくさん食べさせる必要はありません。
少しでOKです。

ただ、冷やす力が強いので、注意が必要なワンちゃんもいます。
お腹が冷えている子。
下痢をしている子。
このタイプのワンちゃんには向きませんので、注意してくださいね。

すいかだけではなく、「きゅうり」も熱を取り除いてくれる食材です。
こちらも冷やす食材なので、食べすぎには注意しましょう。

今年も8月7日に立秋を迎えました。
暦の上では秋になりましたが、まだまだ暑い日が続くと思います。
どうぞ暑さには注意して、元気にお過ごしくださいね。
そして、元気に食欲の秋を迎えましょう~♪